令和元年度板橋区議会第二回定例会〜つまり改選後初めての議会にて〜

令和になって初めての、改選後の板橋区議会。
令和元年度定例会が、今月開催されました。
4期目として、かつ幹事長もすでに経験した後にリバイバルで副幹事長として仕事をしています。
自民党の新人議員の教育、新しい期を迎えての今後4年間の大方針の決定、など責任ある仕事が続きます。

今の、区議会での議論の内容は

今回は、今年10月から開始される幼児教育の無償化に関しての、区としての条例改正が多くありました。
また、タバコの受動喫煙について分煙コンテナを設置するかしないかの陳情や、大山駅前開発の陳情など、区が発表した方針・計画に対する推進or反対双方の意見がぶつかることの多い案件が多く続いています。

右から登るか左から登るか、で意見はぶつかっても、誰もが望むのは“板橋区政の平和と安定”という山をのぼること。

板橋区役所からの景色

56万人いれば56万通りの人の生き方があり、暮らしの姿があります。
タバコについては、例えばお昼のひと時、駅前でランチ後に5分のくつろぎを得たい、けれど人に迷惑はかけたくない、という喫煙者側。
一方で服にも髪の毛にもタバコの匂いどころか焼き魚定食の煙の匂いもつけたくない、という方もいます。
完全禁煙化、ということを強引にでも推し進めれば、いま全体の18%と言われている喫煙者の人たちがある日突然全員が一斉に禁煙できるわけでもなく、必ずどこかで歪みや弊害が現れます。私は、それは現状よりさらに問題が悪化すると思うし、取るべき政策ではないと考えています。

ならば、確実な分煙スペースと「設置箇所周辺にきちんと同意を得た上での」早急な実施を行うべきです。
現在、板橋区役所横の喫煙コンテナでもめています。設置について周囲に相談もなく、また排気口が住民建物側に向いている、という理由からのようです。
これは、板橋区役所周辺の問題だけでなく、板橋区の受動喫煙対策全体に影響が出ることです。例えば、成増駅南口北口。コンテナを設置すべきという方向で動いていましたが、この一件のために実施が止まりかねません。他の区内各駅でも同様です。板橋区全体で一刻も早く分煙の徹底と実現をはかるべきですから、早急に板橋区役所横の問題の『解決』を求めていきます。

他にも、多くの陳情や議案に対してやりとりを重ねております。
いずれにしても、議会としての矜持と区民付託の重さをしっかりとわきまえ、また広めていく所存です。