『板橋区議会議員の坂本あずまおです』
何の気なしに自己紹介をしますが、10代20代の人と話すと「ん?なんか、名前聞いたことあるけど、、、、あ!卒業式で挨拶してるひと!」と言われることがよくあります。
ここでは【区議って、だれ?選挙って、なに?】を分かりやすく説明したいと思います。
区議って、だれ?なにをしてるの?〜議会
区議、とは区議会議員のことです。といっても、そのまま過ぎですね^^
全国の自治体(都道府県、市区町村)には、それぞれ【議会】というのがあります。
市にあるのは市議会、23区にある区議会。都道府県にある都議会や県議会。そして国にあるのが国会、すべて【議会】です。
<議会・議員・選挙>
2019年4月14日告示、21日投開票で板橋区議会議員選挙と板橋区長選挙が行われます。4年に1度のことです。
板橋区・東京都・市町村といった「自治体」は、皆さんが納めた税金について「道路を直して欲しい、公園を作って欲しい、保育園を増やして欲しい」という要望を受けて、こういう使い方でいいですか?という案を作ります。
ただ、毎年毎年、板橋区民56万人全員で集まって決定するのは現実的ではありません。そこで、だいたい1万人に1人くらいの代表者を選び、よく調査してこの提案が相応しいかどうかを決める(議決と言います)仕事をしてもらいます。
この代表者たちが集まって議論する場を【議会】、この人たちを選ぶのが【選挙】、そして選ばれた人が【議員】と呼ばれています。
なので、板橋区の、議会の、議員で、区議会議員。略して区議、です。
何をしているの?どうやって選ばれるの?〜選挙
板橋区の予算は1年間で約2,000億円。国民保険や介護保険なども合わせると、だいたい3,700億円にのぼります。言われてもまったくピンとこないくらい大きな額ですよね。六本木ヒルズの建設費用が約2,700億円と言われていますので、毎年六本木ヒルズ1本ずつ建てられるくらいのお金が板橋区には必要なのです。
議員の実際の仕事の現場では、予算案を認めるだけでなく、【地域課題】
- 道路が壊れた
- 街灯が切れている
- 小学校で問題がおこった
- 保育園に入れない
- 会社の経営がうまくいかない
などの相談ごと(陳情、と言われます)から、【社会問題】
- 駅前や団地の再開発
- 少子高齢化による人口の大きな変化への対応
- 社会保障制度をどうするか
といった、大きな社会問題への対策や提案を行うことが多々あります。
ここが、単なる地域の代表としてではなく「誰を議員に選べばいいのか」ということに影響してきます。なんで高齢者ばかり?なんでその駅ばかりに手厚いの?と感じたこと、あるかもしれません。限られた税金の予算で、どういう使い方をするのか、今のためだけか将来のためか、どの地域かどの年齢か。
この考え方が自分と合う!という人を選ぶのが、【選挙】です。
いつなの?選挙
板橋区では4年に1度、区議会議員を選ぶ【選挙】があります。
ちょうど今年の4月14日から20日の間で、どの人がいいかを選んでもらい(選挙期間)、4月21日に投票・開票を行います。21日のに投票日に行けない人のために、今は期日前投票もできるようになりました。
(ちなみに、区議会では1週間、都議会では9日間、衆議院議員選挙は12日間、参議院議員選挙は17日間と、長さがそれぞれ異なっています。これは担当する面積と人口割で、これくらい必要だからです。)
どうやって、決めればいいの?HP?広報紙?マイク?〜立候補
「私が議員になりたい!」と手を挙げた人(立候補)は、選挙期間(区議会では1週間)に、タスキをかけて、選挙カーを走らせ、お願いにまわります。
HPや広報誌、街頭演説で政策や人柄を知ってもらい、選んで投票してもらうのが選挙です。
が、実際の選挙期間中は
選挙カーうるさいなぁ、朝から駅でうるさいなぁ、ポスターばっかり街中に貼って見苦しいなぁ。
ではないでしょうか。分かります、本当に分かります。私も朝から駅前で大きなマイク音で喋るのを申し訳なく思っています。本当です。
ただ、今の日本の選挙システムですと、正直「せざるを得ない」のが現状です。当然、改善したく、こうしてHPでたくさん文章を書いたり、SNSで報告をしたり、LINEという新しいツールで情報発信したりと取り組んでいます。
(ちなみに、今「私に投票してくれれば、改善します!」という言い方をすると公職選挙法に抵触してしまいます。※3月23日当時。なので↓の言い回し)
ぜひ!私の『活動』をお手伝いくださって、なぜこうなのかを体感して頂けたらと切に願います。
結局、長い文章となってしまいました。
よろしくお願いいたします!