板橋区議会議員 自由民主党
坂本あずまお

子育て、教育、防災、防犯、福祉、環境、安全安心。板橋区の暮らしの充実に、区議会から全力で取り組みます

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ゴーヤプロジェクト

坂本あずまお『緑のカーテン ゴーヤプロジェクト』毎年開催

地球環境保全事業の一つとして夏にゴーヤを育てる『緑のカーテンプロジェクト』は、2006年から毎年継続して取り組んでいます。地球温暖化の防止・軽減に加え、節電対策、町の緑化、地域活性化とさまざまな効果をもたらす活動として注目を浴び、現在は日本中が取り組む夏の恒例行事となりました。
ベテラン経験者から、若い新たな挑戦者など、皆様の環境の変化とともに取り組み方も変化しつつあります。『自分らしさ』をモットーに、緑のカーテンを普及させるだけでなく、それぞれの生活スタイルに合った取り組み方を提案・提供するとともに、カーテンを通じて地域の方々との交流を深めていきたいと思います。皆様のご協力をお願いいたします。

■緑のカーテンとは

ゴーヤやヘチマ、朝顔などツル科の植物を育てて建物にはわせて作る「自然のカーテン」のこと。
このカーテンを利用して、暑い夏を涼しく過ごそうという取り組みが「緑のカーテンプロジェクト」です。

■目的

人間のエゴによって地球環境の変化とそのリスクが叫ばれるようになった現代、私たちは大切な大地・地球を守るために何かをしなくてはならないと気づかされました。
ではどうすればよいか?手軽にできる環境保護対策の一つとして始まったのが、この緑のカーテンプロジェクトです。夏の直射日光を遮り、冷房の使用を控えることで、地球温暖化対策になるとともに、街の緑化につながり、さらに育てて食べるという楽しみに加え、地産地消にも貢献でき、その効果は絶大です。

まずは、一人一人ができることから始めることです。個々の意識が高まり、少しずつ取り組んでゆくことでその輪が広がり、私たちの生活と地球を守るのです。他人事ではありません。楽しく暮らすため、健康に過ごすため、力を合わせて一緒にがんばりましょう。

■効果と役割

(1)遮光
緑のカーテンによって窓から入ってくる太陽のを遮ります。もし直射日光が当たると、必要以上に部屋の中が暖められてしまいます。これを輻射熱(ふくしゃねつ)といいます。 緑のカーテンの内側には日陰ができ、風も通って涼しげ。室内温度の上昇を抑えてくれます。

<例1>
  ・一般的な窓ガラスだけの場合の遮光率 →約15%
  ・「緑のカーテン」が窓の60%を覆う場合の遮光率 →約80%
  ⇒エアコンの設定温度が同じでも、窓付近での体感温度は11℃も違ってきます!!

<例2>熱い光をあてた場合の表面温度の比較
 ・すだれ 40℃
 ・緑のカーテン 24℃
 ⇒緑のカーテンは光だけでなく、熱も遮ることができます!!

(2)冷却効果 
蒸散作用といって、ゴーヤのように水分を多く含む植物の葉からは沢山の水分が蒸発するので、周囲の温度を下げて涼しい風を生み出します。窓を開ければさわやかな風が流れ込み、室内温度の上昇を抑えてくれるのです。ちょうど、打ち水をしたときのような効果があります。

(3)節電・省エネ
緑のカーテンを設置すると、真夏のエアコン使用で20~30%の省エネ効果が得られます。
例えば、外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の設置温度を27℃から28℃にすると、1日(9時間使用)で670円の電気代節約、年間で電気30.24kWhの省エネ、10.6KgのCO2削減につながります!  (財・省エネルギーセンター家庭の省エネ大辞典より)

(4)園芸療法
最近、「園芸療法」のひとつとして注目を浴びています。これは、植物を種や苗から育てて、実がなったら食べることで、脳の活性化ストレス解消など、さまざまなリハビリに効果があるとして、実際に医療の現場でも取り入れられているものです。これは同時に、震災や津波で心に大きな不安や悲しみを抱いた方々の心のケアにも、大きな効果をもたらすと言われています。

子供からお年寄りまで、幅広い年齢層に受け入れられる植物の栽培は、日常生活の中で手軽にできるので継続しやすく、また、人と人とのコミュニケーションを増やし、笑顔と健康をもたらします。目で楽しむ朝顔ふうせんかつらなどを育てても良いでしょう。

(5)健康促進
ゴーヤの苦み成分モモルデシン血糖値・血圧を正常値にする働きがあります。また、加熱調理しても壊れにくい豊富なビタミンCは、お肌と血管の老化防止に役立ちます。さらに、胃液の分泌を促して、食欲増進カリウムむくみ解消
長くて強烈な猛暑は、体力を消耗します。
ぜひ、こんなにイイことずくめのゴーヤを食べて、夏バテ防止!夏バテ解消!

■普及の工夫

種をもらっても育てられないという人が多いとわかったあずまお議員は、地元農家の方々に協力を依頼。種から苗まで育ていただき、ある程度育てやすくなったところでみなさんにお分けするという、努力工夫を重ねてきました。その結果、あずまお議員の地元成増には、とても沢山の緑のカーテンが毎年完成しています。また、成増で収穫されたゴーヤは、毎年恒例の坂本あずまお「ゴーヤ収穫祭」でみなさんと共に美味しくいただいています。今年も豊作を願います。

■ゴーヤの上手な育て方心得

(1)準備をしっかりと
良い土・大きめのプランターを用意して、ネットはしっかり張りましょう。準備が肝心。

(2)毎日の水やりを忘れずに
ゴーヤは、特に水をたくさん吸って成長します。その分、空気を冷やしてくれます。
暑い日には、朝晩しっかりたっぷりお水をあげましょう。
また、定期的に有機肥料を与え、成長を観察しながら大切に育てましょう。

(3)美味しくいただく
時間をかけて自分で育てたゴーヤは絶品。しかも体に良い!ありがたくいただきましょう。

■ゴーヤと緑のカーテンができるまで

種まき
4月下旬
発芽
5月
開花
6月
結実
7月
カーテン完成
8月
収穫・食べる
~9月

■緑のカーテンコンテスト 板橋区長賞受賞!

2009年2月、環境シンポジウムと同時に開催された緑のカーテンコンテストにおいて、成増・赤塚地区は応募総数65組のなかから見事選ばれ、町ぐるみ部門の「板橋区長賞」を受賞しました。 これをばねに、引き続き環境問題対策に取り組んでいます。

■ゴーヤ関連記事

 

参考になりましたか?みなさんからのゴーヤ&カーテンレポートもお待ちしています。ぜひ聞かせてください!また、育てるうえで分からないことがあれば、お気軽におたずねください。あずまお議員が全力でお助けいたします!